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石坂 暢琢

井筒の蓋を編んでいます

こんばんは 本日は竹仕事でした。

こちらのお庭は敷地内に二つの茶室が存在するような、本格的な茶庭です。

「井筒の蓋を編む」 といっても 「何??」ってなりますよね(笑)

井筒とは手前にあるこの石の囲いのことですが、本来は井戸の地上部にあるべきものなのですが、庭園では庭の景を造る典型物として用いられております。

二年の月日が経ちここまで朽ちてきましたので、本日はこの蓋のやり替えを行いました。

ロープワークなどが大好きな竹原君 テキパキと編んでいます。

非常に複雑な編み方をしており、僕もはじめの頃は何がどうなっているのかわかりませんでした(笑)

アフターです。

天然の竹は自然のものですので、当然色が茶色くなったり朽ちてきますが、人工の竹に比べるとやはり天然の竹のほうが趣があり、空間に調和をもたらします。

日本的感性の美や日本的な奥行き感など 日本 がぎっしりと詰まった茶庭の空間は本当に面白い 

改めてそんなことを感じながら仕事をしていました。

本日の季節の詩 作業風景でした!!

石坂 暢琢

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